ヨーガとは何か？ 第８-1章 呼吸①💖ヨガ教師養成講座での学び💖
私たちは、普段無意識に呼吸していることが、多いと思いますが、生命維持に必要なものと考えると、水とか、食べ物もないと生きていくことが困難ですけど、呼吸しないとあっという間に生命が途絶えてしまいます。
第８-1章 呼吸①では、 呼吸の重要性、 役割、 ヨーガの呼吸法についてBlogします。
ヨーガとは何か？ 第８-1章 呼吸①💖ヨガ教師養成講座での学び💖
呼吸は、身体と心に影響をおよぼす
息をすることは、 生きることです。
私たちは水や食べ物がなくても何日か生きられますが、
息をしなければ数分で死んでしまいます。
普段の生活の中で私たちは、無意識のうちに呼吸していますが、
呼吸は、身体と心に、さまざまな影響をおよぼします。
ヨーギは呼吸でコントロール
ヨーギにとって、 正しい呼吸の役割はおもに２つです。
ひとつは、 血液に、 ひいては脳に酸素をより多く送ること。
もうひとつは、 プラーナ、 つまり生命エネルギーをコントロールし、
それによって心をコントロールすることです。
プラーナーヤーマ
呼吸コントロールの科学、
プラーナーヤーマに含まれる一連の訓練は、
おもにこうした要求を満たし、
からだを生き生きと健康に保つことを意図したものです。
呼吸の３ステップ
呼吸の仕方は基本的に３通りあります。
肩式（浅い）、
胸式（中間）、
腹式（深い）の各呼吸です。
ヨーガの完全呼吸法
ヨーガの完全呼吸法はこの３つをあわせたもので、
はじめに深く息を吸い、
それから胸、
つづけて肩の領域まで息を吸い込みます。
ほとんどの人は正しい呼吸のしかたを忘れてしまっています。
口から浅い呼吸をしていて、
横隔膜をほとんど、 あるいはまったく使わず、
息を吸う時、 肩があがったり、 お腹がへこんだりします。
このやり方では酸素が少量しか取り込めず、
肺のてっぺんの部分しか使われないため、
ヴァイタリティ－に欠け、 病気への抵抗力も低くなります。
ヨーガ実践のためには
ヨーガ実践において、 こうしたクセを改めるとさまざま効能が期待できるでしょう。
正しい呼吸とは口を閉じて鼻で行い、
肺全体をはたらかせて
息を完全に吸ったり吐いたりすることです。
息を吐くとお腹がひっこんで横隔膜があがり、
心臓をマッサージします。
息を吸うとお腹がふくらんで横隔膜がさがり、
腹部の臓器がマッサージされます。
Yogaは、肉体的ストレッチのためのポーズにとどまらず、様々な呼吸法・瞑想などによる心のストレッチ・コントロール・波動調整などまだまだ未解明な効果が期待されます。
Yogaの叡智を意識して、アーサナをされることを、おすすめいたします。
ヨガについて幅広く意識されたい方は下記の参考文献をご覧ください。
💖💖💖
参考資料集
ＹＩＣ日本語版・講義資料集 （１） ＹＩＣとヨーガの必要性
ヨーガ本質と実践 シヴァーナンダ・ヨーガ・センター編 参調出版
ヨーガの哲学 ミラ・メータ著 木村慧心監修 参調出版
スピリチュアル・ヨーガ ディーパック・チョプラ著 角川書店
ヨーガとサーンキヤの思想 中村元選集 第２４巻 春秋社
最後までご覧いただきありがとうございます💖💖💖
何かの参考になれば幸いです。
