ヨーガとは何か? 第9-3章 瞑想③ マインドコントロール💖ヨガ講師養成講座での学び💖ヨガインストラクター入門💖
心の状態が、迷いがあったり、悩みがあったり、動揺していたりすると、暴れ馬のようにコントロールできません。 第9-3章 瞑想③では、マインドコントロールについて簡単にBlogします。
ヨーガとは何か? 第9-3章 瞑想③ マインドコントロール💖ヨガ講師養成講座での学び💖ヨガインストラクター入門💖
水面下に広がる真我を見る
心は湖のようなもので、
その表面には思考のさざなみが立っています。
水面下に広がる真我を見るには、
まずこのさざなみを鎮めるすべを身につけ、
自分の心の召使いではなく主人にならなければなりません。
なぜなら、
心を動揺させられる
目覚めている間中、
欲望や嫌悪感、
快・不快の感傷や思い出にひっぱられて、
心はある思いから別の思いへと揺れ動いているからです。
心を動揺させるさまざまな力の中でも、
幻想や欲求をかき立て、
集中をさまたげる五感
一番集中力を削ぐものは五感です。
スマホのYouTubeで好きな曲が流れると、
心ははじめてそれを耳にした時のことに飛びます。
心をそそる匂い、
一陣の寒風なども思考の流れを絶ち切ります。
五感の中でも視覚と聴覚は特に強力なので、
絶えず心を外に向かわせ、
貴重な心のエネルギーを浪費させます。
マントラ・トラタックは、水面下の瞑想状態に導きやすい
こうした理由から、
瞑想では音(マントラ)やイメージ(トラタック)を使います。
心はその本性からいって常に幸福を求めており、
欲望が満たされれば満足が得られるはずだと空望みします。
望んだ対象が手に入ると、
心は一時的に静まりますが、
またしばらくすると同じことのくりかえしになります。
心そのものは何も変わっておらず、
本当の欲求が満たされていないからです。
物欲の奥深くには、本当の欲求が潜んでいます
たとえば、 新しい車を買ったとします。
しばらくは得意で満足な気持ちで、
心は落ち着いています。
毎日ピカピカ状態にワクワクいい気分です。
しかし、 6か月もするともっと新しい型や別の色が気になりだし、
盗まれないか追突されないかなどと心配になってきます。
はじめは喜びであったものが、
新たな不満が以前に増して生まれてきます。
ひとつの欲望を叶えたことによって、
他の欲望がたくさん生まれるわけです。
欲望の渦へ巻き込まれて、心が欲望に飲み込まれて行きます。
ヨーガの実践により、大切な気付きが得られる
ヨーガを行っていくと、
歓喜と知恵の源が
自分の内側にすでにあったのだということに
私たちは気づきます。
それは心の動きが止まった時にはじめて感じとり、
栄養を引き出すことのできる静寂の宝庫なのです。
この充足への欲求を、
本来的にうつろいやすいものである外部の対象に向けることをやめ、
自分の内側に向けることができるなら、
やすらぎに包まれた生き方が見つかるでしょう。
Yogaは、肉体的ストレッチのためのポーズにとどまらず、様々な呼吸法・瞑想などによる心のストレッチ・コントロール・波動調整などまだまだ未解明な効果が期待されます。
Yogaの叡智を意識して、アーサナをされることを、おすすめいたします。
ヨガについて幅広く意識されたい方は下記の参考文献をご覧ください。
💖💖💖
参考資料集
YIC日本語版・講義資料集 (1) YICとヨーガの必要性
ヨーガ本質と実践 シヴァーナンダ・ヨーガ・センター編 参調出版
ヨーガの哲学 ミラ・メータ著 木村慧心監修 参調出版
スピリチュアル・ヨーガ ディーパック・チョプラ著 角川書店
ヨーガとサーンキヤの思想 中村元選集 第24巻 春秋社
最後までご覧いただきありがとうございます💖💖💖
何かの参考になれば幸いです。
コメントを書く